2014年12月26日金曜日

「英語」は本当に必要なのか…大学関係者から漏れる“英語不要論” を読んで

こんにちは 

 このような記事に接したので一言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00000524-san-soci&fb_action_ids=412499658906781&fb_action_types=og.comments
「英語」は本当に必要なのか…大学関係者から漏れる“英語不要論”

日本語は世界一難しい言語です.これを忘れてはいけません.もっと今風に言うと,各言語に取り扱い説明書があるとすれば,日本語の取扱説明書がもっとも分厚く,もっとも覚える内容があると思います.

 だから日本語の習得には,他の言葉より時間がかかるのです.
 小学校から英語の授業をやってもダメです.意味がありません.
 
 会話など二の次で良いのです.まず,読み書きをきちんと押さえる,ここが一番時間がかかる.これをじっくり時間をかけて学生時代にやれば良いのです.
 勉強のできる子供にしたいですか 自分の子供を・・・

 小学校高学年くらいで,本をよく読む子供 つまり,本を読んで楽しめる子供.つまり日本語を読んで理解できる子供が勉強のできる子供になります.そうでない子供との差は歴然としており,学年が進むほど拡がります.

 小学校高学年で,本を楽しんで読める子供は,所謂その地域の良い高校,というものにすんなりと入られるものです.

 よく,小学生で英検2級を取った,取らせた,という話を聞きます.
 それはそれで素晴らしいことだと思うし,親も子も頑張ったんだなあ,と思います.
 しかし,これが漢検2級だと,もっと素晴らしいことだと思います.

 優先順位を間違ってはいけません

記事 は,以下***********************

文部科学省の中央教育審議会で、子供たちが実用的な英語を学ぶ環境づくりを進める議論が本格的に始まった。平成28年度にも改定される新学習指導要領では、小学生高学年から教科として導入される見通しだ。高校でも討論や交渉力を高める方針が示されている。だが、英語教育の“抜本的改革”は過去幾度となく繰り返されながら、子供たちに英語力が身についたとの実感が乏しいのも事実。改めて考えてみたい。英語って本当に必要なのか-。

■日本の英語教育に根本的疑問も

 文科省は12月2日、「英検」や「TOEFL(トーフル)」などの民間資格試験を、大学入試に活用できるかどうかを検討する有識者会合を立ち上げた。席上、活用の是非とは別に、有識者から日本の英語教育そのものへの根本的な疑問が相次いだ。

 一部の教育関係者からは、「英語教育は必要」としながらも、差し迫った課題ではないとの意見も聞かれた。

 全国公立短期大学協会副会長の中村慶久委員も英語教育の改革を「えらく遠い話のように感じる」と話した。短大教育が医療や福祉、保育などの分野の比重を高める中で、英語教育の推進に対する教育者側の感覚的な違和感ともいえる。

■中高生の半数…「英語使うことない」

 子供たち自身は、英語学習をどのように受け止めているのだろうか。

 ベネッセ教育総合研究所が今年3月に全国の中高生約6200人を対象にアンケートを行ったところ、中高生ともに9割以上が「仕事で英語を使うことがある」など社会生活での英語の必要性を感じていることが分かった。

 一方で、「自分自身が英語を使うイメージがあるか」と尋ねたところ、中学生の44%、高校生の46%が「英語を使うことはほとんどない」と回答。調査を担当したベネッセ教育総研の加藤由美主任研究員は「日本の大部分の子供たちは教室の外に出れば、英語を使う環境にないのが現状。ただし、メディアなどにより『英語が必要』という意識はある」と説明する。

 さらに学校での授業内容についても、中高の約8~9割が「英文を日本語に訳す」「単語の意味や英文の仕組みについて先生の説明を聞く」と回答するなど、受け身的だ。一方で、授業で自分の考えなどを英語で話す機会は中学2年の55%をピークに、学年が上がるごとに低下。高校3年の時点で26%にとどまっており、「授業での学びと、英語を使うことにも大きなずれがある」(加藤主任研究員)のが現状だ。

■財界は「企業が語学教育せざるを得ない」と嘆く

 だが、教育界の英語教育熱は高まる一方だ。文科省が進める改革では、「読む」「書く」「聞く」「話す」-の4技能をバランス良く盛り込んだ実用的な学習環境づくりが喫緊の課題とされ、議論が進んでいる。

 12月2日の文科省の有識者会議では「(英語教育の)必然性はない」と述べた委員らに対し、財界側から出席した日本経済団体連合会(経団連)の教育問題委員会企画部会長の三宅龍哉委員が「ビジネスにおいては必然性は高い。社員を海外駐在などへ送り出す際、(企業が)語学教育をせざるを得ない現状だ」と正反対の意見を述べた。

 こうした実用的な英語力の必要性は、昭和30年に当時の日本経営者団体連盟(日経連、現経団連)が「会話力を身につける」などと要望を出すなど、これまで幾度も繰り返されてきている。なぜ、英語力は身につかないのか。

 元大学入試センター教授の小野博・福岡大客員教授(コミュニケーション科学)は「授業づくりの前提に、学習内容の差別をしないという平等主義があった。そのため、学校に習熟度別など効率的な英語取得法が取り入れられてこなかった」と指摘。その上で「社会情勢の変化により日本企業のアジア進出がさらに拡大したり、逆に移民を受け入れるなど、今後日本社会は変化を余儀なくされる可能性が高い。英語は必ず必要になる」と断言する。

■専門家は「能力や希望に応じた多様な学習の場を」と指摘

 立教大は、平成28年度の一般入試から「英検」などの民間資格試験の活用を他大学に先駆けて決めた。塚本伸一副総長は「卒業生にその力量を身につけさせるためにも高度な英語教育は欠かせない」と話す。

 立教大では平成20年、より実戦的な英語を学べる「異文化コミュニケーション学部」を新設すると、教養英語中心の文学部英米文学科の志願者が激減し、新設学部に人気が集中した。塚本副総長は「学生が求めていたものが教養としての英語ではなく、ツール(道具)としての英語だということが分かった」と語る。英語を遠いものと感じる生徒らがいる一方、英語を積極的に身につけたいと考える層も薄くはない。

 塚本副総長は「高校進学率がほぼ100パーセントとなる中、(高校などの英語教育に)一律の基準を設けるのは無理があるのではないか」と疑問を呈する。

 小野名誉教授は「外交官や通訳など高度な英語力が必要とされる人たちと、アジアへ向かうビジネスマンらとでは、求められる単語数や発音などは自ずと異なる。それぞれの能力や、将来の希望などに応じた多様な教育の枠組みを作っていくことが大切だ」と指摘している。

2014年12月18日木曜日

英文法と漢字検定1級の話題

こんにちは 

 英語の話題です.

 英語の勉強には英文法,ということで・・・

 英文法の本 そろえるだけ揃えました.

 今,詳しくてくどい英文法の本は,と言うと


ロイヤル英文法―徹底例解 紀伊国屋よりすでに購入

英文法解説 紀伊国屋よりすでに購入
 

現代英文法講義 安藤貞男 7000円

 
 現代英文法講義もヤフオクで買いました(2000円).裁断しているもの.スキャンしてPDFにして使う予定です.意外と場所を取らなくて便利.また, ここに諺を収録して行く予定です.本にかき込むにはスペース的に不可能.諺も見て,文法事項も確認.忘れているのか,最初からあやふやなのか,改めて読む と知らないこと,なるほどな,と思うことが結構ありますね.勉強になります.

 新々英文解釈研究も良いけれど,英文法はやはり英文法の本です.

 去年,頑張って諺を1000くらい覚えました.マイブームです.蒸発したものもありますが,見るとすぐに思い出すし,馴染みがあると言う事は良いものです.

 今,漢字検定1級に挑戦中.去年の12月からやっています.およそ1年ですね.
 5年ほど前に漢字検定準1級を取りましたが,漢字検定1級はあまりにかけ離れているので,まあ,いいか,と思っておりました.

 去年の10月頃,名人伝 弟子 山月記など,中島敦の小説を読み返してみました.どっしりとした漢文調の名文です.どのようにしたらこのような文章が書けるのか,ずっとは思っていました.いや,20代の頃から思っていました.
 やはり漢文や古典を相当やらないとダメかな,オレは高校時代にあまりやらなかったし,と思うくらいで,日々に忙しさにかまけて,忘れていました.
 各大学や高校の古い校歌には,このようなどっしりとした歌詞がありますが,これだって,当時の学生や,学校の先生(と言っても今の私より歳下)の人が作っているのです.

 どのようにしたらこのような文章が書けるのか,と思い,いよいよ去年の10月に,中島敦の小説の気に入った所をノートに写してみることにしました.そして,難しい漢字を覚えようとしてみました.

 ある日,まあ,それなら,と思い,前にやった漢字検定準1級の問題集を見返してみました.忘れているものもあれば,覚えているものもある.

 見ていると,これなら,1級をやってみたらどうかな,と思い,去年の12月から始めたものです.

 最初は辛かったですね.見たことのない漢字ばかりですから.辞書を引いてノートに書いて,という勉強です.
 いろいろやっていて,流石に最近は見たことのない漢字はあまりなくなりました.忘れてものはありますが.
 漢字検定の最後の問題は文章題.実は今までなにもこの勉強はしなかったのです.しかし,10月に2回目の受検がだめで,今回は3回目を目指してやり始めました.

 いろいろやって行って,最近分かったのは,漢字検定 特に1級の目的は,明治,大正から昭和初期の文学を苦もなく読める様になること,であるようです.ただの漢字博士になることではありません.漢字検定の関係者は何も言っていませんが,勉強してみると明瞭に分かります.

 明治,大正から昭和初期の文学を苦もなく読める様になるためにはどうしたら良いのか・・・そのためには,漢字を知ること,そして言葉を知ることでしょう.

 言われてみると,非常に当たり前のことですね.20代からの積年の疑問が氷解いたような気がしました.

 そのようなどっしりとした文章を書きたいと思ったら,まず漢字,言葉を押さえ,そのような文章を読むことのできるようになること.そのためには読んで, 読んで慣れること.いま,文章題をやっていますが,まさにそのステップです.まさに我が意を得たり,と言う気持ちで取り組んでいます.マイブームです.

 ということで,来年2月8日に受検 3度目の挑戦です.

 1回目は今年の6月.200点満点で80点(4割),2回目(6月)は120点(6割).8割が合格ラインです.

 今回は行けるかなあ,と思っています.

 また,思うに英語の勉強,や英会話もよろしいが,国語も常に鍛えないといけない,と思います.

 いや,英語の勉強をすると同時に,国語の勉強もする必要がある,と言う考えに至りました.これも至極当たり前だと思います.

 また,英語の勉強より,はるかにご利益があります.何しろ常に使っているのですから.

 という状況です.

2014年12月2日火曜日

漢字検定1級を受けました 2回目の挑戦でした

こんにちは

 漢字検定の発表がありました.

 実は,今年の10月に漢字検定1級を受けました.

 これで2回目の挑戦です.

 4年程前に準1級を取りました.

 その結果が来ましたので,出します.

 得点は126点.200点満点です.

 今年の6月に受けた時には80点でしたので,だいぶアップしました.

 合格点は160点(8割).

 次回は,2月8日.今度は受かりたいです,